最終更新日 2024年11月7日
北海道大学馬術部の由来は、大正14年(1925)創立の北大乗馬会を母体とし、昭和5年(1930)3月に誕生した北海道帝国大学文武会馬術部に始まります。
その活動記録を遡ると、まず北大馬術部創立の年に北大予科馬術部が出場した「昭和5年(1930)第七回全国高等学校馬術選手権大会」から始まり、「昭和6年(1931)第三回全日本学生馬術選手権大会(東園基文氏の優勝)」、「昭和6年(1931)第一回北海道帝国大学対東北帝国大学馬術大会」などの成績が記録されています。
「北大馬術部三十年史」(S37年刊)、「北大馬術部部報」(S30年創刊以来、毎年発行)などに記録された成績の中から、「全国大会」(それに準ずる大会を含む)の結果や、これまで伝統的に引き継がれた、所謂「北大馬術定期戦」の主な記録を整理し纏めました。したがって地方大会や地区予選の成績などは紙面の都合上割愛しました。
前記「部報」の記録から大会出場者氏名なども出来る限り正確に表記したつもりですが、たとえば出場参加記録にお名前があっても、部員名簿と照合出来ずに「姓」のみの表記や、正確な成績順位が不詳の場合もありました。お名前などに誤字脱字などお気づきの箇所がございましたら後援会までお知らせください。
また、北大馬術部の所有馬で全国大会に参加したのは、昭和29年(1954)の「札幌国体」以降です。
北大の繋養馬で全国大会(全日学、全日本、国体)に出場した記録を、「北大馬術部繋養馬<全国大会>出場年度一覧」にまとめました。個々の成績については、それぞれの「大会成績」の項を参照してください。
(大場善明 記)
(以 上)