繋養馬の動静(2017年10月)

・北咲(チェルシー)及び北菓(ログキャビン)の離厩

かねてより部員数に比べて繋養馬の頭数が多いことが指導部・多くのOBから指摘されてきましたが、8/7及び9/25に行われた指導部と現役との懇談会でもこの点につき継続的に意見交換がされてきました(指導部と現役との懇談会報告を参照)。その結果、これら2頭の離厩が決まりました。

北咲(チェルシー)は、北大馬術部では現在ただ1頭の乗用種で、歩様もよく、部員が馬から教わることの多い馬ですが、肢が悪いため乗れる回数(鞍数)が少ないことが難点で、残念ながら離厩させることになりました。幸い、入厩先の乗馬クラブメーンフィールズにまた引き取っていただけることになりました。繫殖牝馬になる予定だそうで、よい乗馬を産んでくれることを期待したいと思います。

北菓(ログキャビン)は、帯広畜産大、ノーザンホースパークを経由して2009年9月1日に入厩しました。力のある馬で、北日本学生馬術大会総合競技に出場した実績もあります。最近はまだまだ元気で練習馬として毎日活躍していますが、21歳という年齢を考えて元気なうちにもらっていただくのがいいという判断になりました。離厩先は北咲(チェルシー)と同じく乗馬クラブメーンフィールズです。初心者の会員さんのいい練習馬としてかわいがってもらえるのではないかと期待しています。

これら2頭の馬の離厩式が10/7(土)7:30行われました(写真参照、左が北咲、右が北菓)。

・新馬ノガロの入厩

新馬ノガロが9月25日、秋季大会からの帰りの馬運車に載せてノーザンホースパークから入厩しました。今回の新馬の入厩は、平均1年に1頭ぐらい必要な定常的な入れ替えと考えていますが、新馬調教に携われる若いOBがいるうちにもう1頭調教したいと考えたことや、繋養馬の年齢構成のバランスを考慮した面もあります。

ノガロは、栗毛、4歳(2013年2月7日生まれ)、父 キングカメハメハ、母 ムードインディゴ、戦績16戦3勝。ノガロに関心をもっていた人はかなりいたようですが、幸い北大にいただけました。ノガロは、落着いていて注意深く、体も柔らかそうで、優等生のようです。北大に来て2週間で「北大ホースショウ」(10/8)のクロスバー競技に3年生の井畔主将が騎乗して落ち着いて走行し、ゴールしました。現在OBは乗り直しの必要な時に備えて見守っていますが、現役が主体で調教が進んでいます。この分だと1年ぐらい早く北日本学生デビューが期待されます。

ノガロ@horseShow01
 

ノガロ@horseShow02
 

 


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