2017/10/6

現役との懇談会

日時:2018年3月17日(土)午後6:30-
場所:部室

シーズンに入り忙しくなる前に、次のような内容で懇談した。

Ⅰ.大学の馬術部の性格、指導部と現役との関係、について

これらについてはすでに指導部から説明してきたところですが、確認の意味もあり大学の馬術部の性格、指導部とは何か、について説明を行った。

1)大学の馬術部という性格

個人の馬に乗る、乗馬クラブで馬に乗るとどこが違うのか。自分所有の場所で自分のお金で買った馬に乗るのには、当然何の制約もない。しかし、大学の馬術部では、

  厩舎、馬場には税金が使われており、公共の施設である。お金を貰って、あるいは馬房を貸せば、また無償であったとしても、問題となりうる。
  大学の馬術部は教育の一環として存在するのであり、顧問教官(部長)が責任と権限をもつ。また、大学であるから部員には自らが主体として自主的な活動が期待されている。
  スポーツであるという性格上、個人個人バラバラではなくチームとして一定の方針のもとで目的達成を目指すのはどんなスポーツでも同じである。方針を決め実行するのは(部長・)監督・コーチである。

2)指導部の権限

監督・コーチは、部長からの委嘱を受けて、現役の指導・助言を行う。北大馬術部では監督・コーチに相当するのが指導部である。指導部という名は便宜的なもので、監督・コーチの集団指導体制である。

  部馬の出し入れは、現役では責任をもち得ないため指導部の権限としている。
  新馬調教は実際には若手OBの協力を得て行っている(が実際に行っている)。新馬調教担当のOBを指導部に組み込むこともあると考えるが、いずれにしても情報を共有して協力して目的達成を目指している。
  指導部と現役の間の権限の境界は、実際には大学間でかなり幅があるように思われる。私大の多くでは、騎乗馬の決定、エントリー、などを監督・コーチが決めているのではないか。
  北大では伝統的に現役の自主性を尊重してきている。指導部でもそれを踏襲している。(特に指導・助言が必要と判断される場合を除いて)騎乗馬の決定、試合でのエントリーなどには意見を挟まない。
  対外的には、2年前から、監督の了承がないと全日学には出場ができないことになっている。

Ⅱ.馬術部マニュアル

部員が自主的に作成している「馬術部マニュアル」について、指導部・若手OBからコメントし、意見交換を行った。内容は以下のような点であった。

1)各役員の権限、相互関係についての組織図(フローチャート)について

2)トレーニング内容と各学年での技術的到達目標

3)各馬の到達目標

Ⅲ.その他

1)財政状況

2)新入部員勧誘活動

3)OBからのメールの紹介


以上


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